製品・サービス
プロテオミクス/タンパク質実験
ウェスタンブロッティング
蛍光および化学発光ウェスタンブロッティングのイメージャーと関連試薬です。Odyssey DLxとOdyssey Mはセルベースのハイスループットタンパク質発現解析にもご使用いただけます。
-
Odysseyシリーズは、ウェスタンブロットやIn-Cell Westernアッセイなどのタンパク質発現解析をはじめ、in vitroでの生体分子解析を行うためのイメージングシステムです。
再現性の高い画像取得と先進の定量ソフトウェアにより信頼性の高い確実なデータを取得することを可能にします。
モデルにより対応できるアプリケーションの幅が異なります。
-
ケミルミによるウェスタンブロットのための撮影装置です。ウェスタンブロットのデジタルイメージング装置をお手頃価格で手に入れたい方、共通機器室が混雑していてお困りの方に最適な装置です。安価でありながら多くのバンドを十分に撮影可能な検出感度を備えます。
-
蛍光ウェスタンブロッティング、および化学発光ウェスタンブロッティングのための試薬と消耗品です。
IRDye標識二次抗体もこちらです。
イムノアッセイ(ELISA)
超高感度なアッセイを求める方のためのイムノアッセイプラットフォームです。
-
Simoaシリーズは、フェムトモーラー(fM)レベルの低濃度バイオマーカーの測定を可能とする業界最高感度のイムノアッセイ・プラットフォームです。
中枢神経疾患、感染症、炎症・免疫疾患、悪性腫瘍、循環器疾患などにおけるバイオマーカー研究と創薬応用研究におすすめです。
高分子医薬品の血中薬物濃度測定(PK試験)にもお使いいただけます。
質量分析/二次元電気泳動
ショットガンプロテオミクスと二次元電気泳動解析用のソフトウェアおよび質量分析前処理に適した遠心濃縮機です。
-
質量分析計(LC-MS)によるショットガンプロテオミクスのための解析ソフトウェアです。同位体標識を行わずにラベルフリーでタンパク質あるいはペプチドの比較定量を行う「非標識プロテオミクス」のパイオニアソフトウェアです。非標識ディスカバリープロテオミクスで随一の論文実績がある評価の高いソフトウェアです。先進のアルゴリズムを駆使し、複雑な質量分析データをわかりやすく可視化しながら解析を進めることができます。ほぼ全ての質量分析メーカーの生データをそのまま解析できます。
-
世界中で豊富な論文数を誇る二次元電気泳動画像解析のソフトウェアです。
二次元電気泳動の画像解析でお困りの点を解決できます。これまでのソフトウェアよりも「迅速に」「正確に」解析を行っていただくことができます。
-
抗HCP抗体のカバー率測定のための専用ソフトウェアです。
これまで煩雑な作業が必要だったカバー率測定を、二次元電気泳動画像と二次元ウェスタンブロット画像から簡単にしかも正確に行っていただけます。
-
使い勝手の良さが好評の卓上型遠心エバポレーターです。
主にDNA/RNAワークやプロテオミクス/メタボロミクスなどのライフサイエンス研究に最適な装置です。
同クラスでは濃縮スピードも速く、プレートやチューブなど様々なサンプル容器に対応しています。
プロテインアレイ
抗体アレイと逆相プロテインアレイのためのマイクロアレイスキャナー、逆相プロテインアレイのためのハイスループット・アレイヤーです。
-
InnoScanシリーズは、アレイ解析に求められる性能をハイレベルで満たす本格派のマイクロアレイスキャナーです。抗体アレイ、逆相プロテインアレイ、高密度DNAアレイ、細胞アレイ、組織マイクロアレイ(TMA)など様々なタイプのマイクロアレイに対応するモデルをラインナップしています。
複数枚のスライドを連続的に自動スキャンできるオートローダー付きモデルもあります。
タンパク質立体構造解析
タンパク質結晶化と立体構造解析のワークフローに関連した製品群です。
-
長年の実績をもつ結晶化条件スクリーニング用の分注システムです。
微量の結晶化試薬とタンパク質を結晶化プレートウェルの「正確な位置に」「正確な量を」「素早く」分注することができます。シッティングドロップ法だけでなく膜タンパク質のLCP法にも対応しており、特にLCP法ではユーザー様に高い評価を頂いております。
シリンジ式のため消耗品がほとんどなく、ランコストが安いことも魅力です。
-
結晶化試薬(沈殿剤)の調製に最適な1チャンネルの分注ワークステーションです。
自在に動くアームにより、ディープウェルプレートや15mL/50mL遠心チューブから24ウェル/96ウェルプレートに試薬を素早く分注します。DMSO、80% Glycerol、PEG、アルコール類など様々な粘性の溶液を正確に分注することができます。使いやすいインテリジェントなソフトウェアにより様々な試薬組成あるいはpHの結晶化試薬をデザインして、そのまま分注作業に入ることができます。
-
微生物培養用の振とう三角フラスコです。底面バッフルによる優れた撹拌と高通気性シールの組み合わせで、大腸菌・分裂酵母・出芽酵母などの培養効率を飛躍的に向上させます。サイズは125mL~2.5Lの間からお選びいただけます。
プラスミド産生に至適化された培地(Plasmid+)もあります。
-
DS-11シリーズは業界最高感度の性能と装置前面タッチパネルによる使いやすさを備えた微量分光光度計・蛍光光度計です。DNA、RNA、タンパク質の定量を行うすべてのお客様におすすめです。微量吸光度測定専用モデル、キュベット測定も可能なモデル、蛍光測定も可能なモデルなど多彩なラインアップからお好みの1台をご選択いただけます(本体の色は4色から選択可能)。
分子間相互作用解析
BLI法による分子間相互作用解析装置、あるいは従来法では測定が難しい高親和性抗体や膜タンパク質に結合する抗体のための分子間相互作用解析装置です。
-
バイオレイヤー干渉法(BLI)を用いてラベルフリー&リアルタイムに分子間相互作用を解析するシステムです。
BLI法は、装置の維持管理とスタートアップ/シャットダウン、アッセイのセットアップが簡単なため、分子間相互作用解析のスペシャリストだけでなく、ビギナーの方も取り組みやすいアッセイ方法です。また、その応用範囲も広く、様々なアッセイにご使用いただけます。
Gator Bio社のBLI解析システムは、従来のBLI装置の凌駕する次世代のスタンダードとして期待されています。
-
結合平衡除外法(Kinetic Exclusion Assay: KinExA法)を用いた分子間相互作用解析システムです。
SPR法やBLI法など他の分子間相互作用解析法では正確に測定することが難しいpMからfMレベルのKD値を持つ抗体の親和性を正確に評価することができます。また、細胞表面に発現するターゲット分子に対する親和性の測定も可能です。
抗体医薬品を開発する多くの企業様でご利用いただいています。
-
細胞表面に発現するタンパク質とそれに結合する抗体や低分子リガンドの相互作用をセルベースで測定できる装置です。
従来のSPR法やBLI法では、膜タンパク質の構造を保ったままアフィニティ―測定をすることはできませんでした。あるいは難溶性の膜タンパク質はアフィニティ測定自体ができませんでした。このシステムはセルベースなので、抗体などの膜タンパク質に対する親和性を生理条件下でそのまま測定していただけます。