Odyssey イメージングシステム

高品質な画像と定量解析のベストプラックティスをあなたの手に

・蛍光ウェスタンブロット
・In-Cell Western アッセイ
・組織切片スライドのスクリーニング
などの用途に

生体分子イメージャー Odysseyシリーズ

生体分子イメージャー
Odyssey イメージングシステム

すべての研究者の皆様に確実性の高い実験結果をもたらすイメージングソリューションを提供します

LI-COR社のOdyssey イメージングシステムは約20年の歴史を持ち、蛍光ウェスタンブロッティングやIn-Cell Westernアッセイを中心に様々な実験で世界中の皆様に使われ、高い評価をいただいております。

再現性の高いハイクォリティな画像データに加えて、豊富な論文実績に裏付けられた実験プロトコル、試薬消耗品、そして革新的な画像解析ソフトウェアが、皆様を新たな科学的知見の発見に導きます。

25,000報以上の豊富な論文実績

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Odyssey イメージングシステムは、蛍光法による定量ウェスタンブロットやIn-Cell Western アッセイを中心に25,000報以上の論文でそのデータが採用されています。

その中でも25%以上の論文が、Nature、Science、Cell、PNAS、Journal of Biological Chemistryなどのトップジャーナルで、世界の研究者コミュニティから研究に不可欠な装置として認められています。

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蛍光ウェスタンブロットとIn-Cell Western アッセイを中心に
様々なアッセイに対応

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蛍光ウェスタンブロットやIn-Cell Westernアッセイによるタンパク質発現解析を中心に、Odyssey イメージングシステムのアプリケーション(用途)は多岐に渡ります。

プレートを用いたセルベースアッセイ、顕微鏡観察前の組織切片スライドのスクリーニング、臓器のEx vivoイメージング、DNAゲルやタンパク質ゲルの撮影、あるいはゲルシフトアッセイ(EMSA)まで、Odyssey シリーズは生体分子を検出する様々なアッセイにご使用いただけます。

Odyssey シリーズには、 Odyssey MOdyssey DLxOdyssey XFの3モデルがあり、対応するアプリケーションはモデルにより異なります。

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蛍光ウェスタンブロッティング

蛍光ウェスタンブロッティングは、シグナル検出に蛍光標識二次抗体を用いるウェスタンブロット法です。化学発光法(ケミルミ法)のようにHRP標識二次抗体と基質による酵素反応に頼らないため、再現性と定量性を得やすい実験手法です。

なぜ蛍光ウェスタンブロット?

トップジャーナルの論文投稿ガイドラインが変わるにつれて、従来よりも質の高い定量ウェスタンブロットデータが求められています。「リニアレンジ」「ローディングコントロールの選択」「反復実験」「データ再現性」など様々なポイントで新たなガイドラインが設けられつつあります。蛍光ウェスタンブロット法は、それらの従来より厳格な論文規定を満たしやすい実験手法です。蛍光ウェスタンブロット法を用いて、定量ウェスタンブロットデータの信頼性を改善してみませんか?

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論文投稿規定のリファレンスガイドを手に入れる

蛍光ウェスタンブロット法はこんな方におすすめの実験手法です

蛍光ウェスタンブロット法は下記のような方に特におすすめの実験手法です。

  • ウェスタンブロットのデータが安定しないと感じたことがある。
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  • ウェスタンブロット実験の定量性をもっと向上したい。
  • タンパク質のリン酸レベルの変化を正確に解析したい。
  • 複数のタンパク質を1枚のブロット上で解析したい。
  • ハウスキーピングタンパク質の発現量が安定しない
  • 適したハウスキーピングタンパク質が見あたらない。
  • トップジャーナルの最新の論文投稿規定を満たす定量ウェスタン解析を行いたい。

蛍光法による定量ウェスタンブロットについてさらに知りたい方はこちら

LI-COR社は蛍光ウェスタンブロットのパイオニアです

LI-COR社(ライコア社)は、約20年前に世界に先駆けて蛍光ウェスタンブロット撮影装置を開発したパイオニアカンパニーです。その後も新たなソリューションの開発を続け、蛍光法による定量ウェスタンブロットの世界をリードし続けています。

イメージング装置だけでなく、蛍光ウェスタンのために開発された質の高い試薬、幅広いアッセイに適用できる検証済の実験プロトコル、経験に裏打ちされた実験サポート、そしてトップジャーナルとともに開発された解析ソフトウェアに至るまで、ウェスタンブロットの再現性と定量性を高める様々なツールをハイレベルなサポートとともに皆様にご提供しています。

Odysseyシリーズは、3モデルすべてで蛍光ウェスタンブロッティングが可能です。

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蛍光ウェスタンブロット法とOdysseyイメージャーの利点

❶ 定量性と再現性の高い常に安定したシグナル検出
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蛍光ウェスタンブロット法では検出に蛍光標識二次抗体を使用します。

そのため、酵素反応に依存する化学発光法のようにシグナル強度と発現比が時間や温度によって変動することがありません。

実験間で再現性の高い結果が得られやすく、定量的ウェスタンブロット解析の大前提である直線性に関しても優れた結果が得られます。

化学発光法のように基質の枯渇による白抜けの問題もございません。

Odyssey イメージングシステムは、ダイナミックレンジが広く(>6桁)、画像撮影毎に露光調整を行う必要がありません。そのため実験間の画像取得の再現性を容易に確保することができます。
❷ 1枚のブロットから複数のタンパク質を同時に検出
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一次抗体の動物種と二次抗体の波長を変えることで2つ以上のタンパク質を1枚のブロット上で同時に検出できます。

この特徴は、リン酸化ウェスタンブロットのように検出したいタンパク質の分子量が近いときに特に有効です。

ストリッピングとリプロービングを行う必要がないため、信頼性の高い発現解析が可能です。

またハウスキーピングタンパク質とターゲットタンパク質の解析でも、ブロットを切って別々に反応させる必要がなくなります。

 

Odyssey イメージングシステムは、蛍光標識二次抗体の励起にLED光源ではなく波長特異性の高いレーザー光源を用いるため、蛍光色素間のクロストーク(干渉)がほとんどありません。
❸ 総タンパク質ノーマライゼーションに適した実験手法
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定量ウェスタンブロットでは、長らくハウスキーピングタンパク質が内部標準として使われてきました。

しかし、ハウスキーピングタンパク質は、薬剤刺激などの実験処理やサンプル種によっては実験群間で発現量の変動がみられることがわかっています。

ローディングコントロールとして総タンパク質を用いることで、この問題を解決することができます。

蛍光ウェスタンブロット法は、総タンパク質とターゲットタンパク質を別々の波長で検出することが可能で、感度や定量性の高い総タンパク質染色試薬を利用できます。

LI-COR社の REVERT 総タンパク質染色試薬は、抗体の結合を妨げずに、メンブレン上の総タンパク質を均一に染色することが可能です。
❹ 最新の論文投稿規定を満たしやすい
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蛍光ウェスタンブロット法は、①~③の点で最新の論文投稿規定を満たしやすい実験手法です。

さらに、Odysseyシステムでは、トップジャーナルと共同で開発し、論文ガイドラインに準拠した解析を誰でも短時間で簡単に行うことができる Empiria Studio Softwareをご利用できます。
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分子標的治療開発ソリューションのカタログをダウンロードする

創薬研究における標的分子バリデーションや薬効薬理研究では、信頼性の高い確実なデータを基づいて創薬ステップを先に進めることが大切です。

蛍光ウェスタンブロット法は、定量性と再現性に優れたconfidentなデータを得ることができるという点で創薬研究に向いた実験手法と言えるでしょう。

Odyssey イメージングシステムは、この蛍光ウェスタンブロットに加えて、In-Cell Western アッセイと呼ばれるハイスループットなタンパク質発現解析法を利用可能です。分子標的治療薬の開発を行う方によく利用される実験手法です。

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In-Cell Western アッセイ

タンパク質発現をセルベースでハイスループットに解析

タンパク質の発現解析で、『もっとハイスループットに解析したい』 『タンパク質抽出せずにセルベースでそのまま解析したい』 『リン酸化レベルの微妙な変化をもっと正確に解析したい』 と思ったことはありませんか?

In-Cell Western アッセイはそんなご要望を満たすことができる実験手法です。In-Cell Western アッセイは、その他のタンパク質発現解析法と比べて下記のメリットがあります。

  • 96ウェルプレートあるいは384ウェルプレートを用いてハイスループットな発現解析が可能
  • タンパク質を可溶化することなくセルベースでアッセイが可能
  • 細胞をトリプシン処理で剥がす必要がない
  • タンパク質抽出のステップがないのでワークフローを短縮できる
  • バラつきの少ないデータ(CVが低いデータ)を取得でき、リン酸化などの小さい発現変化を精確に捉えることが可能
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シグナル伝達タンパク質等の標的分子の発現変動をハイスループットかつ再現性高く解析したい分子標的治療薬開発のお仕事をされている方に特におすすめの実験手法です。

In-Cell Western アッセイについて詳しく知りたい方はこちら

In-Cell Western アッセイ法のパイオニア

In-Cell Western アッセイは、別名Cell-ELISAと呼ばれることもありますが、実はLI-COR社が開発したオリジナルのアッセイ手法です。

LI-COR社では、イメージングシステムだけでなく、ノーマライゼーションを含めたアッセイ試薬、アッセイ最適化のためのプロトコルとソフトウェア、実験サポートを含めて、In-Cell Western / On-Cell Western アッセイに関わるすべてのソリューションを提供しています。

In-Cell Western アッセイは、 Odyssey M と Odyssey DLxの2モデルで対応しています。

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Odyssey イメージングシステムのモデル比較

アッセイの目的に応じて最適な機種をチョイス

Odyssey イメージングシステムには、 Odyssey MOdyssey DLxOdyssey XFの3モデルがございます。

モデルにより、対応できるアプリケーション、検出方法、解像度やイメージングエリア等の仕様が異なります。最上位モデルである Odyssey Mには発光イメージング対応モデルと非対応モデルの2機種がございます。

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対応アプリケーション比較

 
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Odyssey_DLx_small
Odyssey_XF_small
  Odyssey M Odyssey DLx Odyssey XF
メンブレン
蛍光ウェスタンブロット
化学発光ウェスタンブロット 1  
発色法ウェスタンブロット    
ゲル
タンパク質ゲル(CBB染色)
タンパク質ゲル(蛍光染色)    
DNAゲル 2
ゲルシフトアッセイ  
マイクロウェルプレート
In-Cell Western アッセイ  
ELISA    
細胞アッセイ(細胞増殖等)    
スライド
顕微鏡スライド 3  
プロテインアレイ  
その他
Ex vivo イメージング  

1.Odyssey Mには発光イメージング対応モデル(3350-00)と非対応モデル(3340-00)がございます。

2.エチジウムブロマイド染色やSYBR染色には対応しておりません。SYTO 60(近赤外蛍光インターカレーター)による染色に限られます。

3.最高解像度が21μmです。

対応検出法の比較

  Odyssey M Odyssey DLx Odyssey XF
蛍光検出 近赤外蛍光
可視蛍光   1
明視野 透過    
反射    
化学発光/生物発光検出 2  

1.525nm LED励起/600nm検出による撮影です。主にDNAゲルの撮影で使用します。

2.Odyssey Mには化学発光/生物発光イメージング対応モデル(3350-00)と非対応モデル(3340-00)がございます。

その他の主な仕様の違い

  Odyssey M Odyssey DLx Odyssey XF
装置タイプ ラインスキャナー 1 ポイントスキャナー 冷却CCDイメージング
検出器 蛍光 sCMOS image sensor Silicon avalanche photodiodes 低ノイズ冷却CCD
明視野 sCMOS image sensor
発光 (CCD image sensor) 低ノイズ冷却CCD
蛍光励起光源 488 nm 半導体レーザー
520 nm 半導体レーザー
685 nm 半導体レーザー
785 nm 半導体レーザー
685 nm 半導体レーザー
785 nm 半導体レーザー
685 nm 半導体レーザー
785 nm 半導体レーザー
525 nm LED
明視野光源 透過 470 / 525 /670 nm LED
反射 470 / 525 /670 nm LED
最大撮影
エリア
蛍光  25 x 18 cm 25 x 25 cm 12 x 10 cm
明視野 25 x 18 cm
発光 (15 x 11 cm) 12 x 10 cm
ダイナミックレンジ > 6桁 > 6桁 > 6桁
解像度 5, 10, 20, 50, 100 μm 21, 42, 84, 169, 337 µm 125 μm
焦点合わせ -1.00 ~ 5.00 mmで設定  0.00 ~ 4.00 mmで設定 固定フォーカス
ソフトウェア 画像取得 LI-COR Acquisition Software LI-COR Acquisition Software LI-COR Acquisition Software
画像解析 Empiria Studio Software Empiria Studio Software Empiria Studio Software

1.Odyssey Mのイメージング方式は、蛍光イメージングと明視野イメージングがラインスキャン方式、化学発光/生物発光撮影は冷却CCDイメージング方式です。

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