本格派マイクロアレイスキャナー
InnoScan シリーズ

蛍光マイクロアレイスキャナー InnoScanシリーズ
InnoScansシリーズ_サブKV

マイクロアレイ解析に求められる性能をハイレベルで実現

1. 高精細&高品質な画像を取得

スライドガラス全域でクリアなスポット画像

Confocal-realtime-autofocus

InnoScanマイクロアレイスキャナーは、光学系に共焦点リアルタイムオートフォーカス方式を採用しています。

共焦点光学系は狭い焦点深度でシグナルノイズ比の高いクリアな画像を取得することを可能にします。一方で、スライドの表面には目に見えない微妙な歪みや傾斜があるため、ピントの合う深さが浅い共焦点方式だけでは、スライド全面にわたってオンフォーカスされた画像を得るのが困難です。

InnoScanマイクロアレイスキャナーは、リアルタイムオートフォーカスによりこの問題を解決しています。リアルタイムオートフォーカスは、スライド表面の歪みや傾斜に合わせて自動的に焦点を調整しながら画像を取得します。

共焦点方式とリアルタイムオートフォーカスの組み合わせにより、スライドガラスの全域にわたってS/N比の高い高品質な画像を得ることが可能になります。

2. 広いダイナミックレンジ

低強度シグナルと高強度シグナルを同時スキャン

Dynamic_range

InnoScanマイクロアレイスキャナーは、XDR(Extended Dynamic Range)モードでのスキャンが可能です。XDRモードでは6桁以上の広いダイナミックレンジを確保できます。そのため、蛍光シグナル強度が高いスポットをサチュレーションさせることなく、シグナル強度の弱いスポットまで同時に検出が可能です。

抗体アレイでは発現量が高いタンパク質と低いタンパク質をスキャン条件を変えずに1枚の画像で解析可能です。逆相プロテインアレイでは、発現量が高いサンプルと低いサンプルをスキャン条件を変えずに1枚の画像で解析できるメリットがあります。

3. 高速2波長同時スキャン

実験の効率を向上

Scan_speed

InnoScanマイクロアレイスキャナーは、2波長のスキャンを同時に行います。そのため1波長ずつ走査するタイプのスキャナーに比べて、スキャン時間の短縮が可能です。

スライド1枚あたりの画像取得時間は、ピクセルサイズ10μmで3.5分、1μmで10.5分です(スライド全域)。この時間で2ターゲットを同時にスキャンしていただけます。

4. 逆相プロテインアレイに最適

低強度メンブレンスライドから低バックグラウンド画像を取得

NIR_scan

逆相プロテインアレイでは、多くの場合、ニトロセルロースメンブレンスライドに血清や細胞/組織ライセートをスポットします。しかしメンブレンは自家蛍光を持つため、可視蛍光波長(青・緑・赤)によるスキャンではバックグラウンドが高く十分なS/N比を確保することができません。

InnoScanシリーズのInnoScan 710-IRはこの問題を解決するために開発されたマイクロアレイスキャナーです。近赤外蛍光波長レーザー(670 nmと785 nm)により励起するので、メンブレンスライドのバックグランドを抑えて高いS/N比のスポット画像を得ることができます。

アプリケーション

抗体アレイ、ペプチドアレイ、サイトカインアレイから、逆相プロテインアレイ(RPPA)、DNAアレイ、グリカンアレイ(糖鎖アレイ)、セルアレイ、組織マイクロアレイまで様々なマイクロアレイ・アプリケーションが可能です。

Protein-Arrays-1-150x150

プロテインアレイ

Reverse-Phase-Protein-Arrays-1-150x150

逆相プロテインアレイ

Cell-signaling-and-cytokine-profiling-1-150x150

セルシグナリング
サイトカインプロファイリング

Glycomics-1-150x150

グライコアレイ

Cell-Microarrays-1-150x150

細胞アレイ

Tissue-Immunofluorescence-1-150x150

組織アレイ

Transcriptomics-1-150x150

DNA発現解析アレイ

Cytogenomics-Medical-Genetics-1-150x150

CGHアレイ

 

採用論文

Publication_1

InnoScanシリーズは、2008年の販売開始以来、世界中の研究者に
様々なアレイアプリケーションで使用されています。

2020年現在、420報以上の学術論文で採用されています。

Publication_2

対応スライド

通常サイズのスライドガラスに対応しています。
対応サイズ:25-26 x 75-76 mm2(厚さ: 0.9 - 1.2 mm) 

Compatible_slide

 

InnoScanシリーズ

モデル比較

InnoScanシリーズには、1枚ずつマイクロアレイスライドをスキャンするシングルスライド・モデルと、最大24枚のスライドを連続して自動スキャンできるオートローダーモデルがございます。

シングルスライド・モデル

Single-slide-model

スライドを1枚ずつスキャンするタイプのアレイスキャナーです。
一度に実験するスライド枚数が少なく導入コストを抑えたい方にぴったりです。

最大解像度の違い、対応波長の違いにより4モデルがラインナップされています。
通常のプロテインアレイやDNAアレイには710、逆相プロテインアレイには710-InfraRed、高密度タイリングアレイには910、細胞アレイや組織アレイには1100がお奨めです。

シングルスライド・モデル
 
710

InnoScan 710

710IR

InnoScan 710 InfraRed

910

InnoScan 910

1100

InnoScan 1100

最大解像度 3 μm/pixel 3 μm/pixel 1 μm/pixel 0.5 μm/pixel
励起波長 532 nm
635 nm
670 nm
785 nm
532 nm
635 nm
488 nm
532 nm
635 nm
スライド/バッチ 1枚 1枚 1枚 1枚
推奨用途 抗体アレイ
ペプチドアレイ
グライコアレイ
DNAアレイ
逆相プロテインアレイ 高密度DNAアレイ セルアレイ
組織アレイ
3色アレイ

▶ 機種ごとの代表的な対応蛍光色素は こちらです。

オートローダーモデル

Auto-loader-model

最大24枚まで自動スキャンが可能なオートローダー付きのアレイスキャナーです。
ハイスループットなアレイ実験を行いたい方にぴったりです。

最大解像度の違い、対応波長の違いにより4モデルがラインナップされています。
通常のプロテインアレイやDNAには710 AL、逆相プロテインアレイには710 InfraRed AL、高密度タイリングアレイには910 AL、細胞アレイや組織アレイには1100 ALがお奨めです。

オートローダーモデル
 
910AL

InnoScan 710 AL

710IRAL

InnoScan 710 InfraRed AL

910AL

 InnoScan 910 AL

1100AL

InnoScan 1100 AL

最大解像度 3 μm/pixel 3 μm/pixel 1 μm/pixel 0.5 μm/pixel
励起波長 532 nm
635 nm
670 nm
785 nm
532 nm
635 nm
488 nm
532 nm
635 nm
スライド/バッチ 24枚 24枚 24枚 24枚
推奨用途 抗体アレイ
ペプチドアレイ
グライコアレイ
DNAアレイ
逆相プロテインアレイ 高密度DNAアレイ セルアレイ
組織アレイ
3色アレイ

▶ 機種ごとの代表的な対応蛍光色素は こちらです。