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Phenotypically-relevant-patient-derived-3D-cell-models-to-interrogater

Phenotypically-relevant patient-derived 3D cell models to interrogate personalized medicine approaches at scale

【資料タイプ】ポスター

【学会】AACR 2025

【言語】英語

腫瘍オルガノイド(Tumoroids)は、がん患者の腫瘍組織から採取した細胞を3D培養によって自己組織化したもので、患者由来がんオルガノイド(Patient-Derived Organoids; PDO)とも呼ばれます。

PDOは、細胞株の2D培養と比較して生理学的に患者病態に近く、患者間の腫瘍不均一性を再現でき、遺伝子型や遺伝子発現など分子生物学的な特徴を維持しているため、、治療薬の臨床有効性を忠実に予測可能な実験モデルと考えられています。

そのため、PDOを用いた薬剤感受性試験を、新規治療薬開発やドラッグリポジショニングにおける薬効スクリーニング、あるいは個別化医療における治療薬選択に活かす試みがなされています。

しかし、これらの研究でPDOを活かすには、よりスループットと再現性の高く、貴重な細胞を浪費することのない3D培養アッセイ系の構築が求められています。

本研究では、RASTRUM Allegroを用いて、市販のがんオルガノイド細胞株(Thermo Fisher Scientific社 OncoPro 結腸がん細胞株)をバイオプリントして3D培養モデルを作製しました。

その分子発現プロファイルを調べ、RASTRUMで構築した腫瘍オルガノイドアッセイプレートを薬剤スクリーニング試験に応用できる可能性を探りました。

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