大腸菌&酵母培養用 三角フラスコ
UltraYield Flask シリーズ
大腸菌や酵母によるプラスミド産生やタンパク質発現を
もっと効率的に
プラスミドや組み換えタンパク質の生産をもっと効率的に行いたいと思ったことはありませんか?
Ultra Yield Flaskは、大腸菌や酵母をフラスコ内でこれまで以上に効率的に増やすことができます。
「もっとたくさんのタンパク質やプラスミドが欲しい」
そんな方は是非Ultra Yield Flaskをお試しください。
サンプル品をご提供いたします。
Ultra Yield Flaskの特徴
❶ 底面バッフルによる優れた振とう効率
Ultra Yield Flaskはフラスコの側面ではなく底面にバッフルが切られています。
シェイキング培養中にフラスコ内で培養液が縦方向にも循環して良く混ざり、酸素供給率(エアレーション効率)が上がります。
そのため、大腸菌等の微生物を効率よく増やすことができます。
※ 右の写真は500mLフラスコの例を示しています。
❷ 高通気シールあるいはベントキャップによる優れたエアレーション
Ultra Yield Flaskでは蓋に 高通気性のシールあるいはベントキャップを使用します。
底面バッフルと合わせて、通常のシェイキングフラスコの約10倍のエアレーション効率を得ることができ、微生物の増殖を促進させます。
※ 右の写真はシールタイプを示しています。
❸ 推奨培地でプラスミド産生量をさらにUP
プラスミド産生に特化した培地 Plasmid+をご用意しています。
Ultra Yield Flaskと Plasmid+を組み合わせてお使いいただくことで、プラスミド生産効率のさらなる向上が見込まれます。
❹ 少量から大量まで様々なフラスコサイズをラインナップ
125 mLから2.5 Lまで各サイズのフラスコからご選択いただけます。
データ例
Case-Study 1:大腸菌数とタンパク質発現量の向上
Ultra Yield Flask、コーニング社フラスコ、ガラスフラスコで大腸菌を培養した際の吸光度(A)とタンパク質発現量(B)を比較しました。Ultra Yield Flaskにより最大610%の効率UPが見られました。
※ 本データはPfizerにより得られました。
※ データ引用元: J Struct Funct Genomics. 2006 Jun;7(2):101-8. doi: 10.1007/s10969-006-9013-0.
Case-Study 2:ガラスフラスコとの培養プロファイルの比較
Ultra Yield Flaskとガラスフラスコで、大腸菌培養中の溶存酸素(Do)、pH、酢酸塩濃度の変化を比較しました。Ultra Yield Flaskで優れた培養プロファイルが得られていることがわかります。
※ 本データはGlaxoSmithKline社からご提供いただきました。
LB培地あるいは貧栄養培地は高密度で微生物培養をするための栄養素が十分に含まれておらず、Ultra Yield Flaskを使用しても、従来と同等の結果しか得られないことがございます。
そのような場合はPlasmid+、TB、Magic Media、EnBaseなどの栄養素リッチな培地をご使用ください。
スケーラビリティ(フラスコサイズ)
様々なサイズのフラスコをラインナップしています。
- 125 mL
- 250 mL
- 500 mL
- 1.5 L
- 2.5 L
製品ラインナップ
125 mL | 250 mL | 500 mL | 1.5 L | 2.5 L |
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#931147 | #931144 | #931141 | #931138 | #931136-B |
50個 x1箱 | 50個 x1箱 | 25個 x1箱 | 12個 x1箱 | 6個 x1箱 |
※ リッド(蓋)は別売です。別途 高通気シールAirOtopあるいはベントキャップをお買い求めください。
※ 三角フラスコとリッドともに個包装で提供されます。
※ フラスコの材質はポリプロピレン(PP)です。
※ 基本はディスポーサブルですが変形するまで数回オートクレーブしてお使いいただけます。