HOME > 製品・サービス > 医療機器 > リアルタイムPCR

このページでは株式会社スクラムの取り扱っている医療機器に関する情報を提供しています。

これらの情報は、日本国内の医師・歯科医師及び薬剤師等の医療関係者を対象に作成したもので、海外の医療関係者及び一般の方に対する情報提供ではありませんのでご注意ください。

あなたは医療関係者ですか?

リアルタイムPCR

Mic リアルタイムPCR IVD

遺伝子解析装置

製品画像

製品資料

遺伝子解析装置(JMDNコード:70192000)として国内届出済のリアルタイムPCR装置です。臨床検体の検査機器として遺伝子診断にご使用いただけます。

Mic リアルタイムPCR IVDは、医療機器の品質マネジメントの国際規格であるISO 13485:2016のもとで製造され、世界各国で体外診断用医療機器として使用されています(CE-IVDRおよびTGA登録済)。

測定精度
BMS-1
測定スピード
BMS-2
Mic_open_340px
使いやすさ
BMS-4
コンパクト
BMS-3

7つの特長

❶ Magnetic Induction Heating(IH)方式による温度制御

IHの原理により磁場を誘導して、サンプルをセットしたアルミローター全体を直接的に均一に加熱します。サンプルへの優れた熱伝導と、正確な温度制御に加えて故障の少ない堅牢なシステムです。

❷ 遠心による高い温度均一性

反応時はアルミローターが常に回転しているため、サンプルの設置場所による温度誤差が生じることなく、優れたウェル間の温度均一性(≤0.20℃)を実現します。

❸ 4チャンネル蛍光システム

標準でGreen、Yellow、Orange、Redの蛍光チャンネルが搭載されており、幅広い蛍光プローブに対応することができ、マルチプレックスによる検出も可能です。

➍ 優れた温度追従性

厚みが薄く設計された専用の反応チューブを使用することにより、ローターとサンプルの実温がほぼ等しく変化するため効率のよい迅速な反応が可能です。

❺ キャリブレーション不要

光学系は固定され、測定中に動きません。そのため、機器のキャリブレーションが不要です。

❻ コンパクトで軽量設計

フットプリントは15㎝×15㎝と小さく、重量は2.1kgと軽量設計で、手狭な場所にも設置することができます。

❼ 拡張性

1台のPCで複数台の装置を個別に制御(最大10台、USBポート数に依存)することができます。

カタログをダウンロードする

製品詳細

基本情報
品番 MICIVD
販売名 Mic リアルタイムPCR IVD
薬事関連情報 一般的名称『遺伝子解析装置』
一般医療機器、特定保守管理医療機器、設置管理医療機器
製造販売届出番号 13B3X10293SC2101
製造販売元 株式会社スクラム
製造元 Bio Molecular Systems Ltd(オーストラリア)
仕様
温度制御方式 電磁誘導加熱・強制送風冷却方式
温度精度 ±0.25℃(60~95℃)
±0.50℃(60~95℃以外の温度帯)
セル間温度均一性 ≤0.20℃
加熱・冷却速度 加熱:4℃/秒(最小)
冷却:3℃/秒(最小)
温度制御範囲 35 〜 99℃
検出器 フォトダイオード
励起光源 LED
検出チャンネル Green: Ex.465nm Em.510nm
Yellow: Ex.540nm Em.570nm
Orange: Ex.585nm Em.618nm
Red: Ex.635nm Em.675nm
サンプル数 48
反応液量 5 〜 30μL
使用環境条件 温度:18 ~ 30°C 
湿度:20 ~ 80% RH(結露がないこと)
付属品 電源アダプター、電源ケーブル、USBケーブル、
キャッピングツール、Mic Tubes and Cups、micIVD ソフトウェア
装置サイズ 幅150 x 奥行150 x 高さ130 mm
装置重量 2.1 kg
電源 100-240 VAC、4.0 A、50/60 Hz

※ 本装置を正しくお使いいただくため、添付文書および取扱説明書をお読みください。

※ 本装置のご使用に際しましては、一定のプラットフォーム要件を満たす汎用PCが別途必要となります。プラットフォームの詳細は添付文書をご覧ください。

※ 本装置は医療診断支援のための検査機器です。測定結果に基づく臨床診断は、他の検査結果や臨床症状等に基づき医師が総合的に判断してください。