PurePep Sonata+

❸ PurePep Pathway

独自のPurePep Pathway（バルブブロックシステム）は、従来のバルブシステムと異なり、リークやクロスコンタミネーションの心配がなく、強刺激性の合成試薬に使用によるバルブの故障リスクもミニマムです。

そのため、長年にわたって常に安定したパフォーマンスを維持することが可能で、副反応の少ない高純度のペプチドを毎回合成していただくことができます。

❹ Single-Shot Preactivation

PurePep Sonata+は、アミノ酸ボトルに入ったアミノ酸試薬をプレアクチベーションするための別系統の流路を備えます。試薬のクロスコンタミネーションのリスクがなく高純度な合成を可能にします。

PurePep Pathway テクノロジー、溶媒耐性に優れたポンプ／流路システムと合わせて、高純度なペプチドを長期にわたり安定して合成することを可能にしています。

❶ Synthesis

カップリング方法、試薬の余剰量、レジンなどの基本情報を入力します。

❷ Sequence

ライブラリーから配列を選択、あるいは新規に入力します。特別なケミストリーの使用、プレアクチベーション方法などもここで設定します。

❸ Bottle Setup

各アミノ酸試薬のボトルポジションを設定します（デフォルトを使用あるいはアレンジする）

❹ Protocol

標準プロトコルから選択あるいは新たにプロトコルを作成します。高純度なカップリングのための攪拌モードのカスタマイズもここで行います。

❺ Calculation

必要な試薬重量と濃度をソフトウェアが自動計算します。さらに、理論的な収量、合成時間、コストを提示します。

❻ Run

合成をスタートします。最初からだけでなく任意のサイクルからスタートさせることもできます。ソフトウェアが進行中のサイクルを表示し完了までの時間をカウントダウンします。

IQ/OQ サービス

Gyros Proetin Technologies社の認定を受けたサービスエンジニアが、据付時適格性確認（IQ）と運転時適格性確認（OQ）を実施し、報告書を提出します。

IQサービスでは、システムコンポーネントと設置環境の確認、装置、コンピューター、ソフトウェアの適切なインストールの確認を行い報告書に記録します。

OQサービスでは、システムがGyros Protein Technologies社が定める仕様に従って動作すること、標準合成プログラムが正常に動作することを確認し、サービスシステムテストを行った上で報告書に記録します。

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21 CFR Part 11

PurePep Sonata+ソフトウェアは、標準で21 CFR Part 11に対応しています。

ユーザー権限管理、パスワード保護、電子署名、監査証跡、データインテグリティなどが可能で、米国FDAなどの当局が求める基準にハイレベルで対応します。

タイムスタンプ付の見やすいレポートによりトレーサビリティを最大化します。

データのロスを防ぐためにバックアップと復元ポイントの保存が自動的に行われます。

21 CFR Part 11 対応の詳細はこちら