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Simoa シリーズ

超高感度マルチプレックスELISAリーダー SP-X

超高感度マルチプレックスELISAリーダー SP-X

マルチプレックス測定が可能な卓上の超高感度ELISAリーダー

サイトカインやケモカインの濃度測定で感度不足にお困りの方に

SP-X Imaging & Analysis System:特徴と利点

超高感度測定

次世代Simoa技術 ”Simoa Planar Array" と最適化された検出光学系により、優れたS/N比でのELISA測定を実現。従来のプレートELISAの100-1000倍の感度で測定が可能です。

マルチプレックス

1つのウェル内で最大10種類のアナライトを同時に測定することができます。必要とするサンプル量も少ないため、貴重なサンプルをできる限り無駄にせずに多くのデータを得ることが可能です。

小型ベンチトップ

本体に内蔵されたiPadにより装置のオペレーションが可能です。本体は実験台の上に置けるサイズなので狭いスペースでお使いいただけます。

フレキシブル

アッセイキットが存在しないアナライトの測定はカスタムアッセイ系の構築で対応できます。医薬品のPKアッセイなどにも対応できるソリューションです。

ハイスピード

96ウェルのデータ取得をわずか約2.5分(平均)で終えることができます。画像解析も購入者に提供されるフリーソフトウェアで容易に行うことができます。

優れたメンテナンス性

キャリブレーション不要な頑健なハードウェアにより、日常メンテナンスは不要です。故障頻度も少ないため安心してご使用いただけます。

SP-Xのカタログをダウンロードする

超高感度マルチプレックス・サイトカイン測定

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  ヒト健常血漿/血清のサイトカイン10プレックス同時測定例

サイトカインやケモカインは、様々な自己免疫疾患、アレルギー疾患、がん、糖尿病、感染症などの発症や病態に密接に関わります。
したがって末梢血のサイトカイン/ケモカイン濃度を正確に定量することは、これらの病態の解明やバイオマーカーとして重要です。

しかし、これまでのイムノアッセイ法(ELISA法)では、検出感度が不十分なため、多くのサンプルで測定結果がNo Data(N.D.)となってしまうことがありました。

Quianterix社 SP-Xは、従来のイムノアッセイ法をはるかに凌ぐ超高感度での測定が可能なため、それらのサンプルでも検出下限以上(定量下限以上)で測定できる可能性が高まります。

しかも最大10種類のアナライトを同一サンプルから同時に測定可能なため、複数のタンパク質・ペプチドを少ないサンプル量から測定していただけます(マルチプレックス測定)。

右図は健常人の血漿サンプル(EDTA Plasma)あるいは血清サンプルから10種類のサイトカインを同時に測定した例です(赤色のラインは定量下限)。

このように、SP-Xを用いると、極めて濃度が低いサンプルでも、サイトカインやケモカインの濃度を正確に定量していただけます。

サイトカイン測定関連ポスターとアプリケーションノートのダウンロード
採用論文例
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免疫疾患研究、がん研究、感染症研究分野を中心に、SP-X Imaging & Analysis Systemを用いて測定したデータが多くの論文で採用されています。

論文例は下記ボタンリンク先で閲覧することが可能です(特定の分野の論文例を知りたい場合は弊社までお問い合わせください)。

SP-Xの論文例を見る

Simoa Planar Array(測定原理)

SP-Xでは、Simoa Plannar Arrayと呼ばれる測定原理を使用することにより、従来のELISAをはるかに上回る優れた測定感度を実現しています。

1⃣ クリアボトム(平底)の専用96ウェルプレートを用います。
化学発光シグナルの検出(イメージング)はウェル底面から行われるため、プレート上面からの検出と異なり、光散乱によるシグナルのロスがございません。
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2⃣

ウェル底面にはそれぞれのアナライトに対するキャプチャー抗体が円形に(時計状に)スポットされています。
Quanterix社独自のスポッティング技術によりそれぞれのスポットにはキャプチャー抗体が極めて高密度に固相化されます。
そのため通常のプレートELISAと比べて化学発光シグナルが拡散せず極めて濃縮された形で検出できます。

また、最適化された特殊な表面ケミストリー技術(ブロッキング技術)により、非特異的な結合を効率的に抑えて低いノイズで検出が可能です。
これらの技術により、従来のプレートELISAよりも高いシグナルノイズ比で高感度に検出を行うことが可能となります。

時計状に配置されたそれぞれのスポットには、別々のキャプチャー抗体がスポットされるため、同一ウェルから最大で10種類の異なる対象物を定量していただけます。

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3⃣ さらに、それぞれのスポットは各ウェルの外縁に円形に配置されているため、振とう反応を行うと、“ボルテックス効果”により、液量の多いエリアで効率的な分子間相互作用(分子間衝突)が促進されます。
このことにより、さらに感度が向上します。
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4⃣ 露光時間の最適化には機械学習を利用したアルゴリズムを用いています。
同一ウェルを異なる露光時間で2回イメージングすることで、広いダイナミックレンジを確保し、検量線の全範囲にわたって正確な測定が可能です。
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アッセイワークフロー

SP-Xの測定ワークフローは、通常のプレートELISAとほぼ同様です。

キャプチャー抗体が高密度に固相化された専用の96 well クリアボトムプレートで抗原抗体反応を行い、SP-X Imaging Systemで化学発光画像を取得し、画像解析を行います。

各インキュベーションステップと洗浄ステップは、推奨のシェイキングインキュベーター( SR-X/SP-X シェイキングインキュベーター)と推奨のプレートウォッシャー(BioTEK社)を用いることで、最適なパフォーマンスでご実験を行っていただけます。試薬等の添加はマルチチャンネルピペットをご使用いただくことをお奨めしています。

❶ サンプルとの反応(ウェル底面に固相化されたキャプチャー抗体とアナライトの反応)

❷ ビオチン化検出抗体との反応

❸ 酵素標識ストレプトアビジンとの反応

❹ 基質との反応

❺ SP-Xでプレートをイメージング

❻ イメージング後のデータ解析とレポート作成は装置付属のソフトウェアを用いて実施

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SP-Xのカタログをダウンロードする

アッセイメニュー

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超高感度マルチプレックスELISAリーダー SP-Xでは、専用のSimoa Planar Assay Kitを用いて測定を行います。

アッセイキットには、Ready-to-Useのアッセイキットと、お客様ご自身でアッセイを構築いただくHomebrew Assayの2種類をご利用いただけます。

■ Ready-to-Use アッセイキット

約120種類のアッセイキットをご用意しています。詳細はアッセイキットのページをご欄ください。

Simoa Planar アッセイキットのページを見る

■ Homebrew アッセイ

Homebrewアッセイキットをご使用いただくことで、お客様ご自身でアッセイを構築していただけます。また、 Quanetrix 社の Simoa Accelerator Laboratoryではアッセイ構築サービスを提供しています。

※ マルチプレックスHomebrew アッセイキットは近日販売開始予定です。

Simoa Planar Homebrew アッセイのアプリケーションノートをダウンロードする

製品仕様

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製品番号 105011
品名 SP-X Imaging & Analysis System
測定原理 Simoa Planer Array
シグナル検出 化学発光
検出器  Front-Illuminated CCD
ピクセル数 84 x 1472 pixels
ピクセルサイズ 6.8 x 6.8 μm
階調数 16 bits (Single Exposure)
イメージング時間 1-10 分/プレート
感度 フェムトモーラー(fM) レベル
ワークフロー 半自動測定
アッセイスループット 約280データポイント/day
マルチプレックス 最大 10-Plex
装置サイズ(WDH) 幅28 x 奥行61 x 高さ36.5 cm
装置重量 30 kg
必要電源 100-240 V、1.8 A、50/60 Hz