xCELLigence RTCA DP

xCELLigence RTCA DPシステムは、16ウェルプレートを3枚同時に使用できるミディアムスループットのラベルフリー＆リアルタイム細胞解析システムです。

通常の形式のE-Plateに加えて、ボイデンチャンバー型（トランスウェル型）のプレート（CIM-Plate）を使用することが可能で、がん細胞や免疫細胞の移動・浸潤実験が可能です。

もちろん、細胞障害性試験、がん免疫キリングアッセイ、スクラッチアッセイ、ウイルス細胞変性効果や力価の測定、GPCRアッセイ、タイトジャンクションアッセイなど、その他のアプリケーションにも対応しています。一台で様々なアッセイに対応できる汎用性の高いモデルです。

3枚のプレートは、同時に同じ実験を行うだけでなく、別々の実験を異なるスケジュールでランさせることも可能です。

標準搭載のRTCA Pro ベーシックソフトウェアに加えて、がん免疫キリングアッセイ用のオプションソフトウェア（RTCA Pro IMTソフトウェア）もご使用いただけます。

xCELLigence RTCA DPシステムでは、トランスウェル型のCIM-Plateを使用できます。このプレートを用いることで、がん細胞あるいはマクロファージ等の免疫細胞のケモタキシスアッセイをラベルフリーでリアルタイムで行うことができます。

従来のマニュアルによるケモタキシスアッセイと比べて下記のような利点がございます。

• 測定の手間を大幅に削減
• 測定の再現性を改善
• 信頼性の高い実験結果を取得可能
• 初めての方でも質の高いアッセイが可能
• カイネティック測定のため細胞移動や浸潤のスピードをデータ化可能

※ CIMはCell Invasion & Migrationの略です。