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近赤外蛍光+化学発光CCDイメージングシステム Odyssey Fc イメージングシステム

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近赤外蛍光+化学発光CCDイメージングシステム
  • 研究テクノロジー

    プロテオミクス/タンパク質研究

  • 研究分野

    • ライフサイエンス全般
    • がん研究
    • RNAi 研究
    • 創薬研究
    • 認知症・老化研究/神経医学
    • 感染症・免疫・炎症研究
    • 再生医療・iPS細胞研究

特長

近赤外ウェスタンブロット + 化学発光ウェスタンブロット

Odyssey® Fc イメージングシステムは、近赤外蛍光検出による定量的ウェスタンブロットと、化学発光検出(ケミルミ)による定性的ウェスタンブロットを1台で行っていただけるdual purposeなイメージングシステムです。
それだけでなく、CBB染色したタンパク質ゲルの撮影、SYBR familyやエチジウムブロマイド染色したDNAゲルの撮影にもお使いいただけます。

定量的ウェスタンブロットと、化学発光検出(ケミルミ)による定性的ウェスタンブロット
Fc Cutaway

また、Odyssey® Fc イメージングシステムには、撮影面全域にわたって均一なレーザー照射を可能にするFieldBrite™ XT2テクノロジーが搭載されています。
そのため、撮影面全域でCV < 3%の均一なシグナル取得が可能です。
フラットフィールディングのような撮影後に画像を修正する方法と異なり正確な定量シグナルを取得していただけます。

近赤外蛍光ウェスタンブロッティングの利点

ウェスタンブロッティングの目的は何ですか? 定性? 定量?

定量ウェスタンブロッティングを目的とされているならば、近赤外蛍光法がお奨めです。

化学発光法と比較して、はるかに定量直線性に優れたデータを、少ない苦労でしかも確実に取得していただけます。

またマルチプレックス検出が可能なので、分子量が近い複数のタンパク質を、ストリッピングせずに同じメンブレンから検出して定量していただけます。
例えば、ハウスキーピングタンパク質とターゲット・タンパク質を同じメンブレンから同時に検出していただけます。

「ウェスタンブロッティングには定量性がない」そんな常識をお持ちの方にこそ試していただきたい優れた検出方法です。

1. “酵素反応” それが問題です。近赤外蛍光法は酵素反応を必要としません。

化学発光法(ケミルミ法)は酵素反応を利用するため、基質添加からの経過時間によりシグナル強度が変動します。 そのため、抗原量(サンプル量)に対してプロポーショナルなシグナル強度を再現性良く取得するのが困難です。 また、定量直線性の得られる範囲も狭くなってしまいます。

蛍光法を使うとこの問題を克服していただけます。 蛍光試薬でラベルされた二次抗体を使用し酵素反応に頼らないため、常に一定の安定したシグナルを得ることが可能です。 そのため、抗原量(サンプル量)に対してプロポーショナルなシグナル強度が得られます。 また、定量直線性のある範囲も、化学発光法と比較してはるかに拡大します。 基質の枯渇によるサチュレーション(白抜け)の心配もございません。

近赤外蛍光法は酵素反応を必要としません

蛍光は褪色するので定量には使えない?
安心してください。LI-COR社推奨の近赤外蛍光試薬IRDye®はイメージ取得中に褪色してしまう心配はまずありません。
それどころか、数か月以上にわたって安定したシグナルを維持することがわかっています。

2. 蛍光ウェスタンは感度が低い? 本当にそうでしょうか?

ウェスタンブロット実験では検出感度が大切です。 では、蛍光検出法の検出感度は化学発光法(ケミルミ法)と比較してどうでしょうか?

可視波長の蛍光(可視蛍光)ではメンブレン由来のバックグラウンドが大きいため、十分なシグナルノイズ比を確保することは困難です。 しかし、700nm以上の近赤外波長の蛍光(近赤外蛍光)では、PVDFメンブレンとニトロセルロースメンブレンともに自家蛍光によるバックグラウンドが著しく小さいため、高いシグナルノイズ比を確保できます。

化学発光法で普通に検出できているバンドであれば近赤外蛍光法でも問題なく検出していただけます。

可視蛍光と近赤外蛍光の比較1
可視蛍光と近赤外蛍光の比較2

3. 異なるタンパク質を同時に検出

化学発光ウェスタンブロットと違い、蛍光ウェスタンブロットでは、複数の異なるタンパク質を1枚のメンブレンから同時に検出していだいただけます。

例えば、ハウスキーピングタンパク質と目的タンパク質を、ストリッピングとリプロービングをしないで同一メンブレンから同時に検出していただけます。 過剰なストリッピングあるいはストリッピング不足により定量性を損ねる心配はありません。

さらに、Odyssey® CLxイメージングシステムの広いダイナミックレンジ(6桁)を活かして、高発現タンパク質(例:ハウスキーピングタンパク質)と低発現タンパク質(例:目的タンパク質)を同じ露光設定で解析が可能です。 そのため定量性を改善していただけます。

このマルチプレックス検出は、リン酸化ウェスタンブロット解析などの翻訳後修飾の解析で特に威力を発揮します。 リン酸化解析では、リン酸化ターゲットのシグナル強度をトータル・ターゲット(リン酸化+非リン酸化)のシグナル強度で補正します。 この2つのバンドの分子量はほとんど変わらないため、化学発光法ではリプロービングが必須でした。 しかし、近赤外蛍光ウェスタンブロッティングなら、リプロービングせずに異なる色で別々に同時検出していただけます。

マルチプレックス検出

では、使える蛍光の種類(色)が多ければ多いほど良いのでしょうか?

それは考えものです。 可視波長の蛍光はバックグラウンドが高いため、十分な感度と定量性を確保するのが困難です。

やはり近赤外蛍光領域で実験と検出を行っていただくことが大切になります。

サチュレーションから解放されます

近赤外蛍光ウェスタンブロッティングは、化学発光法と異なり、基質の枯渇による白抜けの心配がありません。 さらに、Odyssey® CLXイメージングシステムは6桁の広いダイナミックレンジを持つので、画像がサチュレーションすることもありません。

そのため、 Odyssey® CLXイメージングシステムをご使用いただくと、化学発光法と比較して、はるかに定量直線性に優れたデータを、少ない苦労でしかも確実に取得していただけます。 バンドごとに適した露光時間を探すという今までの苦労から解放されます。

メンブレンごとに露光時間を調整する必要はありません。 常に「Autoモード」で画像スキャンすれば、弱いバンドから強いバンドまで撮影していただけます。 露光時間が常に同じなので、ブロット間での定量再現性の確保が簡単になります。

サチュレーションからの解放
定量再現性を確保

近赤外蛍光レーザー による励起

蛍光イメージングシステムの励起光源には様々な種類がありますが、それぞれの利点と不利点をご存知でしょうか?

Odyssey® Fc イメージングシステムでは、近赤外蛍光の励起にレーザー光源を2本使用しています(685 nmと785 nm)。
レーザー光源は、LED光源と異なり波長特異性が高いため検出側への漏れ込によるバックグラウンドが少なく、励起パワーも強いという特徴があります。
そのため検出感度の点で利点がございます。

近赤外蛍光レーザーの特長

次世代定量ウェスタンブロット解析ソフトウェア Empiria StudioTM

Odyssey® CLXイメージングシステムには、”次世代定量ウェスタンブロット解析ソフトウェア” Empiria StudioTMが付属します。

綺麗なウェスタンブロット画像が欲しいですか?

優れた定量データが欲しいですか?

定量ウェスタンブロッティングを行う目的は何ですか?

論文掲載のための説得力の高い美しい画像はもちろん重要ですが、最も大切なのは定量データです。

近年、Journal of Biological Chemistry(JBC)を中心に、定量ウェスタンブロットデータの論文投稿規定がますます厳しくなりつつあり、“正しい” データ解析を行うことが求められています。 Empiria StudioTM ソフトウェアは「エキスパートレベルの解析」を「間違いなく」しかも「短時間で誰でも簡単に」行うべく、トップジャーナルとのコラボレーションにより作られたソフトウェアです。

  • 最新の論文投稿規定とEmpiria StudioTM ソフトウェアについてはこちらでご覧ください。

充実した試薬類と実験プロトコル

Odyssey Western Blotting kit (TBS) for 926-34010,11,12,13

近赤外蛍光による定量ウェスタンブロットと化学発光による定性ウェスタンブロットのための充実した試薬類を取り揃えています。

近赤外蛍光ウェスタンブロットに関しては、ブロッキングバッファー、近赤外蛍光標識二次抗体、総タンパク質染色ノーマライゼーション試薬など、ほとんどの実験ステップの試薬をラインナップしています。

Westernsure Kit

化学発光ウェスタンブロットに関しては、有色分子量マーカーの上をなぞることでは発光反応で光るペン、化学発光分子量マーカー、HRPを剥がすのではなく抗体をしっかり剥がすストリッピングバッファーなど多くの便利で優れた試薬を提供しております。

ウェスタンブロット用 試薬および消耗品のページをご覧ください。

documents

近赤外蛍光のウェスタンブロットは行ったことがないから不安?

化学発光ウェスタンからどうやって移行すればよいのかわからない?

ご安心ください。充実のプロトコルが皆様のご実験をお手伝いします。LI-COR社は最新の論文投稿ガイドラインを満たすプロトコルをご提供しています。

日本語版の近赤外蛍光ウェスタンブロット実験ガイドをご希望の方は弊社までお問い合わせください。

インターネットによるオンデマンド・トレーニングも受講いただけます。下の画像をクリックしてください。 各実験ステップ、解析ステップのコツも含めて解説しています(言語は英語)。

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テクニカル講習会も開催しております。ご希望の方はお問い合わせください。

多様なアプリケーション

Odyssey® CLx イメージングシステムは、メンブレンだけでなく、マルチウェルプレートや組織切片スライドのスキャンも可能です。

それにより近赤外蛍光の利点を活かした様々なアプリケーションが可能です。

近赤外蛍光アプリケーション 一覧

Odyssey® Fc イメージングシステムは、メンブレンだけでなく、マルチウェルプレートや組織切片スライドのスキャンも可能です。
それにより近赤外蛍光の利点を活かした様々なアプリケーションが可能です。

近赤外蛍光 ウェスタンブロッティング
化学発光ウェスタンブロッティング
近赤外蛍光ウェスタンブロッティング 化学発光ウェスタンブロッティング
タンパク質ゲル
DNAゲル
プロテインアレイ
RNAi解析
タンパク質ゲル DNAゲル プロテインアレイ RNAi解析

 豊富な論文実績

paper_icon

Odyssey® シリーズは10,000報以上の豊富な論文実績がございます。

論文例はLI-CORPublication Databaseで検索してください。

Research Area別、アプリケーション別、製品別、国別、発表年別に論文を検索していただけます。

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Eur. J. Pharmacol., Mar 2015; 750: 59–65.

Nguyen, A. and Hulleman, J.D.

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Exp. Eye Res., Jan 2015; 130: 66–72.

 

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仕様

製品番号 2801-00
品名 Odyssey® Fcイメージングシステム
イメージングエリア 10 x 12 cm
励起光源 520 nm 光源
685 nm solid-state diode laser(685nm 半導体レーザー)
785 nm solid-state diode laser(785nm 半導体レーザー)
蛍光チャンネル 600: 励起波長 520 nm / 蛍光波長 600 nm
700: 励起波長 685 nm / 蛍光波長 730 nm
800: 励起波長 785nm / 蛍光波長  830 nm
検出器 低ノイズ冷却CCDカメラ
化学発光検出 可能
ダイナミックレンジ > 6 logs
エリア内均一性 3%(Patented FieldBrightTM XT2 Technology)
焦点合わせ オートフォーカス
レーザー寿命 通常 40,000 時間
動作環境 15–35 ℃(露点20℃未満)
本体サイズ W53 x D62 x H37 cm
本体重量 33 kg
本体の必要電源 100-240 VAC(変動幅10%まで)、最大 4A、50/60 Hz
付属コンピューター Windows 10 コンピューター
※ Macにも対応しています。Macご希望の方はお問い合わせください。
付属ソフトウェア Image Studio ソフトウェア(1ライセンス)
Empiria Stduioソフトウェア(1ライセンス)

資料ダウンロード

日本語資料

カタログ

マニュアル

近赤外蛍光ウェスタンブロッティング 実験ガイド(お問い合わせください)

英語資料

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Manuals

Protocols to Meet Western Blots Publication Guideline

Technical Notes for NIR Fluorescent Western Blots

Technical Notes for Chemiluminescent
Western Blots

Technical Notes for Other Applications

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