フロー合成システム
FlowLab シリーズ

製品カタログ
グラムスケールのフロー有機合成を始めたい方へ
注目のフローケミストリーを手軽に始められるエントリーモデルです。
2基のポンプで2つの反応試薬をボトルからチューブへと送液し、リアクターHotCoilTMで加熱して反応を行います。
流路内はバックプレッシャーレギュレーター(BPR)により加圧され、高温・高圧条件下にて反応することが可能です。反応のコントロールは、専用ソフトウェアの入ったPCで行います。
フロー合成とは?

Reagent A / Reagent Bを微小空間内で混ぜ合わせ、狭いチューブ内を流しながら合成反応を行います。
フロー合成の利点
スケールアップが容易 |
バッチ反応では必須のスケールアップに伴う条件検討が不要です。 合成条件はそのままで、リアクター容量を大きくするか運転時間を長くするだけで、容易にスケールアップできます。 |
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反応効率のアップ |
フロー合成は、マイクロウェーブ合成と同等の高い合成効率を得ることができます。流路内を高圧にすることで反応温度を飛躍的に高めることができるため、反応時間を大幅に短縮できます。 また、微小空間で反応を行うため、撹拌効率が高く、試薬の混合が律速になる反応も迅速に行うことができます。さらに、細い流路のために比表面積が大きく、加熱/除熱が迅速です。 |
安全 |
オーバーリアクションによる爆発性の生成物を伴う反応や、反応性の高い活性中間体を生じる反応でも、温度、流速(反応時間)を精密に制御することでリスクを低減することが可能になります。 また、反応は狭い流路内で行われるため、実際に反応が起こっている反応液は少量であり、万が一の事故の際も被害を最小限に食い止めます。 |
オプションモジュールの紹介

組み合わせ例
