化学発光スキャナー
C-DiGit

製品カタログ
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お手軽さが受けています
「自分のたちのラボに手軽に使えるウェスタンイメージング装置が欲しい」

C-DiGit® 化学発光スキャナーはそんなご要望を安価に満たしていただける装置です(標準価格108万円)。
- 共通機器室まで行くのが大変。
- 他のラボの装置を借りるのは気を遣う。
- それほどハイパフォーマンスな装置はいらないが気軽に使える装置が欲しい。
そんな方にはC-DiGit® 化学発光スキャナーがピッタリです。
「わずか2.2 kg、ほぼA4サイズ」

C-DiGit® 化学発光スキャナーは超軽量&小型です。
実験室の机の引き出しにしまっておいて必要な時に取り出してお使いいただくこともできます。
撮影(スキャン)までの待ち時間はほとんどありません。
Image Studio for C-DiGit ソフトウェアのインストールされたPCをUSB接続(あるいはLAN接続)していただくだけで、すぐにスキャンを始めていただけます。
「驚くほど簡単な操作性」
C-DiGit® 化学発光スキャナーは操作方法もとてもシンプルです。

基質と反応させたブロットを用意し、ソフトウェアのボタンを1つ押すだけですぐに画像をすぐに取得していただけます。従来の装置のような複雑な露光設定は不要です。
また、バンド濃度の数値化も極めて簡単です。目的のバンドの上でクリックするだけで、数値データを簡単に得られます。
使用方法のビデオはこちらでご覧ください(VIDEO Tutorialのところを参照)。
十分すぎるパフォーマンスと使用実績
「効率的に発光シグナルを取得する光学系」

光の強さは距離の2乗に反比例します(遠ければ遠いほど届く光の量が少なくなる)。
C-DiGit® 化学発光スキャナーは、検出器(低ノイズCCDアレイ)と検出対象(ブロット)の距離が1mm未満です。
そのため、高価な冷却CCDカメラを使わずに十分な感度で化学発光ウェスタンブロットの画像を取得することを可能にしています。
「優れた直線性」

X線フィルムによる検出はどのデジタルイメージング装置よりも感度を高くできるというメリットがあります。
一方で、直線性のあるダイナミックレンジが狭いというデメリットがあります。
C-DiGit® 化学発光スキャナーは、1回のスキャンだけで、リニアリティの高い優れたデジタル画像を簡単に取得していただけます。
X線フィルムや他社イメージング装置で露光の繰り返しや露光時間の調整が面倒という方にも最適なシステムです。
「豊富な論文実績」

C-DiGit® 化学発光スキャナーのデータを使った論文は2013年の販売開始以来すでに550報を超えています。
LI-COR社 Publication Databaseで論文を検索していただけます。
日本国内の導入台数は300台を超えます。
アプリケーション
C-DiGit® 化学発光スキャナーは、ケミルミ専用のウェスタンブロット撮影装置です。
10 .0 x 8.5 cmのミニゲルサイズのブロットにお使いいただけます。
化学発光ウェスタンブロット |
定量的ウェスタンブロットを行いたい方には、近赤外蛍光ウェスタンブロッティングがおすすめです。Odyssey® CLx イメージングシステムあるいはOdyssey® Fc イメージングシステムのページをご覧ください。
ソフトウェア(Image StudioTM for C-DiGit®)

C-DiGit® 化学発光スキャナーには、装置のオペレーションと画像解析を兼ねた使いやすいソフトウェアが付属します(Image StudioTM for C-DiGit®)。
スキャン後の画像データは、フリーのソフトウェア Image StudioTM Liteを利用して複数のパソコンで解析していただけます(Image StudioTM Liteは、装置のオペレーション機能が付いていないこと以外は、Image StudioTM for C-DiGitと同一の機能を持ったソフトウェアです)。
画像スキャン
StandardモードとHigh Sensitivityモードのどちらかを選んでStartボタンを押すだけの簡単操作です。

画像の選択
コントラストと明るさの異なる複数の画像候補から適した画像を選びます。
定量解析自体はraw image上で行われます。コントラスト調整と明るさ調整により定量値が変わる心配はないのでご安心ください。
バンドの数値化
バンドの上でクリックするだけで簡単にバンド濃度を数値化していただけます。
バックグラウンド補正
バンドの周囲(あるいは上下 or 左右)のピクセルをバックグラウンドとします。
データのエクスポート
画像データあるいは数値データをエクスポートします。
実験レポートを作成
必要な内容を選んでPDF形式で実験レポートを作成します。
Image StudioTM for C-DiGit®とImage StudioTM Liteともに 、自動レーン検出機能と自動バンド検出機能は付いておりません。
これらの機能が必要な場合は別途Western Keyをお買い求めください。
関連試薬と実験サポート(使用方法)

化学発光ウェスタンブロットのための様々な試薬類を取り揃えています。
有色分子量マーカーの上をなぞることでは発光反応で光るペン、化学発光分子量マーカー、HRPを剥がすのではなく抗体をしっかり剥がすストリッピングバッファーなど多くの便利で優れた試薬を提供しております。
ウェスタンブロット用 試薬および消耗品のページをご覧ください。
化学発光ウェスアンブロットのための実験のコツを記載したドキュメントをご用意しております。

- Good Westerns Gone Bad – Maximizing Chemiluminescent Sensitivity
- Optimizing Chemiluminescent Western Blots
- Chemiluminescent Western Blot FAQs
- Western Blot Normalization: Changes and Considerations for Quantitative Analysis
C-DiGit® 化学発光スキャナーの使用方法と画像解析方法はステップごとにビデオでご覧いただけます。
- Introducing Image Studio 5.x
- Install Image Studio 5.x on Windows System
- Install Image Stduio 5.x on Mac System
- Create a Work Area
- How to Place a Blot on the C-DiGIt Blot Scanner
- Acquire an Image
- Choosing and Adjusting an Acquired Image
- Quantify Bands, Add Shapes
- Set Background Method
- Adjust Image Appearance
- Annotate Images
- Export Data
- Print Lab Reports
- Import Images from Other Sources
インターネットによるオンデマンド・トレーニングも受講いただけます。下の画像をクリックしてください。 各実験ステップ、解析ステップのコツも含めて解説しています(言語は英語)。
ウェビナー
How to Maximize Chemiluminescent Sensitivity on Digital Imaging Systems | How to Place a Blot on the C-DiGit Blot Scanner | Darkroom Nightmares! |
製品番号 | 3600-00 |
---|---|
品名 | C-DiGit® 化学発光スキャナー |
イメージングエリア | 10.0 x 8.5 cm |
検出器 | 低ノイズCCDアレイ |
解像度 | 196 μm x 196 μm |
画像取得時間 | 約6分(標準)、約12分(高感度) |
画像フォーマット | 16 bit TIFF |
本体サイズ | W22.24 x D27.94 x H7.3 cm |
本体重量 | 2.18 kg |
動作環境 | 15-30 ℃(露点温度25℃以下) |
本体の必要電源 | 100-240 VAC(変動幅10%まで)、最大 1A、50/60 Hz |
コンピューター |
別途必要(Windows あるいはMac) ※ 必要とされる仕様の詳細についてはお問い合わせください。 |
接続 |
USBあるいはLAN(10BASE-T/100BASE-TX) ※ USBケーブルとLANケーブルは本体に付属します。 |
付属ソフトウェア | Image StudioTM for C-DiGit®ソフトウェア(1ライセンス) |
資料ダウンロード
日本語資料
カタログ
マニュアル
英語資料
Brochure
Manuals
Image Studio 5.x Quick Start Guide
Software Documents and Video Tutorials
Embedded Firmware information for the C-DiGit Blot Scanner
Technical Notes
Good Westerns Gone Bad – Maximizing Chemiluminescent Sensitivity
Optimizing Chemiluminescent Western Blots
Chemiluminescent Western Blot FAQs
Image Studio Software Background Subtraction Guide
Western Blot Normalization: Changes and Considerations for Quantitative Analysis
White Papers
Chemiluminescent Westerns: How Film and Photochemistry Affect Experimental Results
Western Blot Analysis: Comparison of Film and the C-DiGit Blot Scanner
Digital Film for Westerns: The C-DiGit Chemiluminescent Western Blot Scanner